剱岳・早月尾根  2019年1月2日(水)〜4日(金)

今回はここまで

はじめに

大阪ぽっぽ会2名+他会1名の計3名混成パーティで正月の剱へ挑戦。
結果は早月小屋にて敗退。
厳冬の劔の難しさを身をもって痛感することになったが、得るものも多かった山行であった。
●メンバー: 辻本(L)、竹嶋、K(豊中労山)

●行程:
1月2日 大阪⇒(車移動)⇒伊折ゲート⇒馬場島
1月3日 馬場島⇒標高1600m
1月4日 標高1600m⇒早月小屋⇒馬場島⇒伊折ゲート⇒(満天の湯)

行程

●1月2日(水) 天気:曇り
伊折ゲートに車を停めて準備。雪がちらついている。H大学の山岳部パーティがいた。話を聞くと敗退してきたらしい。やはり難しいのか。ここから馬場島へスノーシューで歩く。ほぼ平坦な道で、除雪車が通っているがそれでも少し歩きにくい。
途中で3人組パーティとすれ違う。このパーティも1600m地点から引き返してきたとのこと。
3時間弱で馬場島に到着し、登山指導センターで「山タン」を受け取る。センター近くの施設の下にテントを張る。なお馬場島の小屋は営業終了していたがトイレなどは貸していただくことができ、快適だった。

●1月3日(木) 天気:曇り
4:00出発。センターから少し歩いたところにある「試練と憧れ」の碑の裏から山道に入ると、すぐに急登となる。

試練と憧れの碑の前で

試練と憧れの碑の前で

慣れないスノーシューでの急登に苦戦する。急勾配とまったく締まりのない新雪、スノーシューでのキックステップが決まらず脚を上げてもすべり落ちる。雪との格闘。あっという間に体力を奪われ、ペースがガタ落ち。ラッセルも手伝うことができず、悔しさと情けなさ、申し訳なさでションボリ…。12時前に標高1600m地点に適地を見つけ、ここにテントを張る。2日後は冬型の気圧配置となる予報。アタックできるのは翌日のみ。ピークは諦め、早月小屋を今回の目標として、テントを置いたまま空身で小屋を目指すことにした。

ラッセル1

ラッセル1

早月尾根4

ひたすら早月尾根を登る

早月尾根6

早月尾根から望む

●1月4日(金) 天気:快晴
3:40出発。星空の下、再び急登を登りはじめる。降りければ夜景が煌めいている。徐々にスノーシューでの登坂に慣れてくる。やっとラッセルを手伝うことができる。
夜が明けると赤谷尾根の向こう側に日本海が見えてくる。
標高が上がるに連れ積雪量も増えてくる。3人交代で泳ぐような胸ラッセル。なかなか進まない。途方もなく続く眼前の白い壁。しかし青空の下、大日岳、赤谷山などの絶景が見える。

早月尾根6

ラッセル

早月尾根7

早月尾根7

早月尾根8

ひたすらラッセル

11:30早月小屋到着。

早月小屋に到着

早月小屋に到着

今回は、ここが我々のゴール。ここから先は、またいつかリベンジを・・・。

今回はここまで

今回はここまで

小屋周辺で絶景をバックに記念撮影後、テント回収を挟み馬場島まで一気に下る。

早月尾根下山

テン場から見えた幻日(太陽の左右に見える小さく虹色に見える光)

夕日に染まる大窓

夕日に染まる大窓

馬場島まで帰還

馬場島まで帰還

16:55 なんとか日没前に馬場島到着。

センターに山タンを返した後、さらに伊折まで2時間歩く。もう足がガクガクだが、風呂と酒とメシにありつけると信じ、最後のひと頑張り。見上げれば満点の星空が輝いている。
19:40伊折到着。頑張りました。。。

帰りはまず「満天の湯」に寄って、念願の風呂、酒、メシにありつくことができました。

やはり正月の剱は厳しかった。そう簡単には登らせてくれない。しかし今回の経験をもとに、綿密な計画と十分な訓練をもって挑めば、登頂できる可能性も十分あるだろう。次につながる山行になったはずだ。 (記:竹嶋)

SNSでシェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です