御在所岳 前尾根アルパインクライミング
2018年09月23日 (日)

2018年9月23日(日) メンバー:竹嶋(記)、H川

●アプローチ

5:30 起床
6:30 登山口まで移動、アプローチ開始
まずは藤内小屋にてテント設営しデポ。ここからさらに沢沿いの裏道登山道を登る。
右手に「ウサギの耳」を見て、渡渉を経て沢の右側へ出る。
しばらく歩くと「藤内沢出会」の看板が見えるので、ここから左に出て再び沢に出る。前尾根1

前尾根2

前尾根3

ここの位置から左側に一の壁、中尾根バットレスがよく見える。

そこから右側の沢をしばらく歩くと左手にペツルの着いた岩がちらりと見えるが、ここは通り過ごしもうしばし歩くとP7取り付きが見える。すでに先行パーティが数組列をなして賑わっていた。

1ピッチ目 P7ノーマルルート下部(Ⅲ*)

今回ぽっぽ会は計3パーティ、我々竹嶋-H川パーティは2番目パーティでツルベで登ることにした。ここからはT嶋目線での報告となる(ちなみにHさんは本チャン初ツルベ登攀。でも最近の彼女の実力を見ていてまず問題ないだろうとの確信はあった)。
P7はルートが数本あるがノーマルルートで挑む。まずはT嶋リード。クラックからのスタートだがハンドジャムがよく効いた(気がする)。傾斜も緩くクラック以外にもホールド豊富なため特に手こずることはなかった。
* トポによってはⅤ級との記載もあるが、体感Ⅲ+程度。大した事ない。

2ピッチ目 P7ノーマルルート上部(Ⅲ)

H川リード。カンテを4mほど上がりその後リッジをトラバース。カンテ部はホールド間隔がやや遠く、先行パーティの新人女性陣は皆苦労しているように見えた。
カンテを登りきるとリッジのトラバースとなりしばらく歩くとボルダー上の丸い岩に出合う。H川さんによるとここが第2核心らしいがあいにくロープが岩の下をくぐっており(岩の下にトンネルがあった)あえなく私もトンネルをくぐる。この岩を通過したところでピッチを切りしばらくコンテで歩く。

3ピッチ目(P6リッジルート前半(Ⅳ)

竹嶋リード。途中までは難なく。最後のスラブに差しかかったところで先行パーティがヌンチャクを回収する余裕もなかったようで、回収を任される。このスラブが大変悪くなかなか体が安定しない。腕がパンプしかけたところで一瞬ヌンチャクをつかんでしまう。無念…。このスラブを抜けたところで一旦ピッチを切る。ここが今回のルート最大の核心部ではなかろうか?(それとも単に私がスラブ苦手なだけ??)Hさん大丈夫かな?とか思いながらフォロービレイしているとフリーで登ってきた。ナイスクライミング!(でもちょっと悔しい気持ちもある)
隣を見るとチムニールートを登っている別パーティがいた。こちらもなかなか面白そうだ。

4ピッチ目 P6リッジルート後半(Ⅳ)

H川リード。本ルート中ではめずらしい3メートルほどのフェースのみ。だが油断ならない程度に登りごたえはあった。フェースを登りきるとコンテでしばらく歩く。

5ピッチ目 P5ノーマルルート(Ⅲ-)

竹嶋リード。簡単。ただしその分ピンがないので大き目のカム(#1以上)は必須。でも自信があるならそれも要らないかも?
先行パーティのMさんも本チャン初リード。おめでとう。

 

6ピッチ目 P4凹角ルート下部(Ⅲ)

H川リード。ここも簡単。クラックが多数ありカムが差し放題(?)で、良い練習になります(?)。

 

7ピッチ目 P4凹角ルート上部 (Ⅲ+)

竹嶋リード。簡単すぎて?詳細はあまり記憶なし。すみません。後半は緩く大きなスラブを斜めにトラバースしながら登っていく感じだったと思います。

 

8ピッチ目 P3下部(Ⅲ+)

渋滞発生中の中、H川リード。やさしいスラブの最後にチムニー。ここだけちょっとひと頑張り。

9ピッチ目 P3上部(Ⅲ+)

竹嶋リード。ここもスラブ。特に難所もなし。ただしここは終了点にピンがなくスリングやカムをかませられるような場所もない。最後トラバースして少し降りたところでロープの流れが必然的に悪くなるので、ここでグリップビレイ。
ここから少しだけコンテ。そしていよいよ最終ピッチのヤグラへ・・・。

前尾根9 P2ヤグラ

前尾根9 P2ヤグラ

10ピッチ目 P2 ヤグラ(Ⅳ)

ヤグラ前ではこの日一番の大渋滞が発生中。まるで練習用に作られたかのような形状の岩はまさにクラック入門編?といった感じ。
いままでツルベで登ってきたが竹嶋リードで登らせてもらう。下部はハンドジャム、フットジャムがよく効いた(気がする)。ただしクラック以外にもいくつかホールドがあるのでクラック初心者でも特に問題なし。中盤はチムニー。特に難しくはないが先行パーティ(他会)はやや苦戦していたようで、穴ボコの中で少し待たされる。チムニーを抜けると頭がぶつかりそうなところでマントル。意外とアンダーが効いたので最後のひと頑張り。そしてこの日最後の終了点へ。
フォローのHさんも難なく登ってきた。新人同士のパーティで祝・ツルベ登攀完登です!
終了点からは右をややトラーバスして下降路を下ります。ここがなかなか悪く最後まで気が抜けません。

●下山

後続のY会長パーティがヤグラから降りてきたのが17:20。
ヤグラ前で記念記念撮影後、ヘッドランプを事前に用意してから下山開始。ヤグラのコルから前壁ルンゼの急坂を下る。滝を見て渡渉し、裏道登山道へ合流する。まもなく完全に日没し真っ暗に(日没前に急坂を下りきれたのは幸いだった)。一般道とは言え登攀後のヘッドランプでの歩きは精神的にもやや辛いものがあったが、がんばって歩くと今朝見た藤内沢出会の看板が見えた。ここまでくれば一安心。まもなく藤内小屋到着。19:00。
渋滞に巻き込まれたとは言え、遅くなってしまったことは要反省。
帰り組と泊り組はここでお別れ。帰り組も20:00には登山口まで下山できた模様。お疲れさまでした。

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